エクストリュージョン

抜歯を免れるための切り札として

歯肉の下にある根を抜かず、歯肉の上に引っ張り上げる部分矯正

歯肉の下にある根を抜かず、歯肉の上に引っ張り上げる矯正

エクストリュージョン(歯根挺出術)とは、歯茎の下にある歯根を歯茎の上に露出させるよう引っ張り上げて被せものの土台を建てる方法で、根の部分矯正です。
歯根が歯槽骨よりも下にある場合、そのまま被せものをしても土台が不安定となり、土台が破損するか被せものが取れてしまいます。そのため、抜歯をするというのが一般的な選択です。
しかし、その抜歯をせずに丈夫な土台をつくり、被せものをすることで歯を残せる方法として、このエクストリュージョンが注目されています。歯根は8週間程度で上がってきます。治療期間はそれほどかかりません。

エクストリュージョン(歯根挺出術)とは、歯茎の下にある歯根を歯茎の上に露出させるよう引っ張り上げて被せものの土台を建てる方法で、根の部分矯正です。

歯根が歯槽骨よりも下にある場合、そのまま被せものをしても土台が不安定となり、土台が破損するか被せものが取れてしまいます。そのため、抜歯をするというのが一般的な選択です。

しかし、その抜歯をせずに丈夫な土台をつくり、被せものをすることで歯を残せる方法として、このエクストリュージョンが注目されています。歯根は8週間程度で上がってきます。

歯根が歯茎の下になる原因は?

ケガをして歯根が歯茎の中で折れてしまったようなケースです。歯の生え際よりもちょっと下、骨の下あたりで折れていると、その状況を見抜けない歯科医は抜歯をしてしまいがちです。
また、虫歯の放置なども原因のひとつといえます。

歯根を引っぱり上げると、どうなるの?

歯根を引っぱり上げると、どうなるの?

歯列矯正と同様、骨は再生されるので、ない骨も最終的には付いてきます。歯列矯正は押した方の骨を溶かして、引っ張った方に骨を付けていくのですが、それを縦・垂直に行なうのがエクストリュージョンです。
エクストリュージョンは、一定の強さで引っ張り、その範囲を守ることが肝心です。

エクストリュージョン例

エクストリュージョンは両脇の歯に針金を渡して持ち上げるのですが、奥歯の場合、入れ歯をつくって、そこに引っかけて行なうことも可能です。

治療の流れ

  • 1口腔内の検査、レントゲン審査で問題がなければ、矯正器具の型取りをする。

  • 2対象の歯にゴムをくくり、歯を引っ張り上げる。

    およそ3週間に一度の定期的なゴム交換が必要。

  • 3引っ張り上げたら歯肉を整形。

    歯肉の引き締まりを持たせたら、セラミッククラウンを型取りし、被せて完成。

料金

エクストリュージョンは保険適用外。自費になります。
エクストリュージョン費用のみで15万円~(税別)

ご予約・お問い合わせはお気軽に

03-5499-3841

できるだけご自身の歯を残して欲しい!それが当院の願いです。
最新の設備と最高の技術で、あなたの歯を残すことを全力サポートいたします。